NFTアート印刷について~About NFT Art Printing~

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【NFTアート印刷の課題】

デジタルアート作品(NFTなど)をデータ通りの色再現性を可能にする印刷方法がジクレー印刷ですが、印刷前準備として、解像度とデータサイズを調整する必要があります。 

ジクレー印刷で推奨する解像度(DPI)は300DPIであり、かつデータサイズは原寸通りになります。 

NFTはブロックチェーン上で発行されるデジタルデータですが、発行する画像サイズはそれぞれ異なります。(低いDPIの画像データでもNFT化は可能です。) 

そのため、印刷する際は解像度とデータサイズを画質向上ソフトやPhotoshopなどで調整する必要があります。

【画像生成AI(Midjourney)の例】

・画像生成AIのサービス「Midjourney」があり、多種多様な画像を簡単に作成できます。 

デジタルデータとして楽しむのであれば問題ありませんが、印刷物として出力する際は加工が必要になります。Midjourney(v5.0時点)の標準出力解像度は72DPI(データサイズ:1024×1024)となり、当社のジクレー印刷の解像度300DPIを満たしていません。

手軽に画像生成はできますが、印刷まではシームレスになっていないのが現状です。

ジクレー印刷をするために適したデータを作成するには『解像度300DPI以上』、『印刷サイズ合わせ』、『色調整』の3つの条件が必要となります。

まず、解像度を目的の数値まで上げるために、当社では専用ソフトを使用します。

次に、印刷サイズに合わせてデータ編集を行いますが、データを縮小するだけでなく、切り取り位置やDPIに問題ないか注意しながら作業を行います。

サイズ合わせは主に高さか幅に合わせて、縮小、切り取りを行うため、入稿データ全体の印刷は難しいです。(完全データの場合は問題ありません)

サイズの調整後に、当社で色調整をした印刷サンプルをお客様に提出・確認後、ジクレー印刷を行います。

下記は解像度72DPIデータサイズ(1024☓1024)を4倍に拡大したデータ(4096☓4096)をA2サイズ(594☓420)に合わせた印刷の手順です。

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【CreativeWallのワンストップサービス】

CreativeWallでは低解像度のものを高解像度にするオプションサービスがあり、画像生成AIなどで作成した画像データを高解像度にすることが可能です。

また、Photoshopでのデータサイズの調整も併せて対応可能なため、画像生成AIなどで作成した画像データをそのまま入稿~印刷までのワンストップサービスの提供が可能です。 

印刷サービスは入稿までのデータ準備が手間になりますが、CreativeWallはすべて代行して行います。