前回水性インクの種類(染料インク、顔料インク)について説明しましたが、その他のインクの種類について説明をします。
インクの種類を大きく分けますと『水性インク』、『溶剤インク』、『ラテックスインク』、『UVインク』、『昇華インク』があります。
おそらく水性インク以外に馴染みがあるのは「溶剤インク」と「UVインク」と思いますので、今回はこの2つの特徴を紹介します。
・溶剤インクについて
溶剤インクは大型インクジェットの出力に使用されています。
おもに屋外で使用される看板や広告サイン・横断幕など屋外における長期使用が必要な水性顔料インクを進化させたインクとなります。
顔料を揮発性のある有機溶剤で溶かして生成しているので、インクがメディアに含侵して定着するため、耐光性・耐水性が高いです。
・UVインクについて
UVインクは紫外線を照射することでインクが硬化するため、通常のメディアだけではなく、木材やアクリル板、金属、皮革などといった多彩な素材にプリントが可能です。
また、最近の技術でメディアにインクを含侵させる溶剤と比較しても遜色ない程度の耐久性を持ち、かつ臭気も低く、速乾性にも優れていると評価が高くなっています。さらに多層プリントが可能で、インクが盛り上がった立体的な表現も可能なので、キャラクターグッズブームに一役買っています。
ここまでインクの種類について説明をしましたが、インク=プリンターなので、別のインクを使用する際は適したプリンターが必要になります。
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