顔料インクと染料インクは、両方ともインクの主要なタイプですが、異なる特性と用途を持っています。それぞれの特徴や違いを詳しく説明します。
・顔料インクと染料インクのイメージ
顔料インクの特徴
顔料インクは、微細な粉末状の顔料を水や溶剤に分散させたもので、光に対して非常に強い抵抗力を持ち、色褪せしにくいです。そのため、書類や写真などの長期保存が必要なものに使用されます。
また、 顔料インクは水や湿気に対する耐久性が高いため、屋外広告や標識などの耐候性が求められる場所で使用されることがあります。
顔料インクは発色が鮮やかでありながらも、色の範囲は染料インクよりも狭い傾向があります。
顔料インクはインクジェットプリンターやレーザープリンターなどの高品質の写真や文書の印刷に使用されます。
染料インクの特徴
染料インクは、水や溶剤に溶解する染料を使用していますので、紙に染料が浸透・吸収されるため、発色が鮮やかですが、紙の品質や種類によって発色の品質が異なります。
染料インクは、主に写真やグラフィックスの印刷に適しています。
一般的な文書の印刷にも使用されますが、長期保存や屋外での使用には向いていません。なぜなら、染料インクは、顔料インクよりも広い色の範囲を提供しますが、光や時間の経過によって色あせやフェードが起こりやすいです。
ジクレー(ジークレー)印刷では顔料インクを使用して、印刷することで耐光性、耐水性に強く発色が鮮やかなため品質を担保しつつ長期保存も可能となっています。
CreativeWallでは、色再現性を実現する技術は祖業であるグラビア印刷製版で長年培った高度な色調整技術(グラデーション調整·調子など)の経験に基づいています。
そのため高品質なジクレー(ジークレー)印刷を鑑賞できます。
今後もCreativeWallをどうぞよろしくお願いいたします。
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