前回、壁紙の上から貼る方法を紹介しましたが、今回は糊について詳しく説明します。
大前提としまして、下地に壁紙を貼る方法がきれいに貼ることができます。
ただし、賃貸やアクセントクロスなど原状回復が必要な場合は壁紙の上から貼る方法をオススメします。
〈糊の種類〉
壁紙の上から貼る糊は、『ポテグル』と『スーパーフレスコイージ』が有名です。
ポテグル、スーパーフレスコイージーは海外壁紙のフリース(不織布)素材、国産壁紙(紙素材)の両方に使用ができます。※国産壁紙は裏紙が残る可能性が高いですが、水拭きで剥がせます。
どちらのメーカーも使用感はほぼ同じなので、お好きな方をご使用ください。
〈糊の作り方〉
糊は粉に水を足してかき混ぜて作るため、パッケージに記載されている用量通りに作ると簡単にできます。
ただし、糊の粘度は元に貼る壁紙との粘着相性によって調整することをオススメします。
糊はラップをかけて1時間程、寝かせることで、糊が馴染むことで壁紙に塗りやすくなります。
〈糊の塗り方〉
床にビニールやブルーシートを敷くことで、汚れを防止することができます。
壁紙の下側からローラーや刷毛を使い、万遍なく糊を塗ります。
糊を塗った箇所から蛇腹折りをして、糊の乾燥を防ぎます。
すべて塗り終えましたら、大きいポリ袋に入れて、糊と壁紙を馴染ませます。
その間に壁紙を貼る既存の壁紙の汚れなどをきれいに落としておきます。
〈壁紙の貼り方〉
壁紙の貼り方は通常と同じで上から壁紙を垂直に貼ります。
注意点は通常の糊と比べて、粘度が弱い場合がありますので、重さで落ちないように気をつけてください。
また、両端は乾きやすいため、追加で糊を塗り直すことをオススメします。
2枚目以降は同様に上から壁紙を貼ります。
重ね切りは元の壁紙を切らないように下敷きテープを間に挟むことで回避できます。
付け合せの場合は柄合わせに注意しながら行ってください。
壁紙の上から貼る方法は模様替えのように手軽にチャレンジ可能です。
CreativeWallでは、ご自身のデータをオリジナル壁紙として出力ができますので、ぜひともお問い合わせください。