松本圭
私は「幸せを紡ぐ絵」をテーマに、美しいもの、可愛らしいもの、物語の世界のような絵を描いています。
創作は想像力によって宇宙と繋がる時間。
アートは言葉では伝えきれない想いを、形にしてくれるもの。
私の作品を見た方がふと心を動かされたとき、絵を通して静かな共感の光が灯るのだと思います。
絵を見た方に届く光が心を温かくするものでありますように、希望、喜び、優しさ、慈しみ、ロマンチックな物語など、愛がある世界を描き続けています。
昔々、まだ絵の仕事をする前のこと、ある人から
「芸術なんて贅沢な国の嗜好品にすぎない。戦火や貧困の中で必要なのはミルクや毛布だろ」
と言われて、当時は言い返すことができませんでした。
たしかに、命の危機的な時にはアートは無力でしょう。
でも、人が立ち上がりこれから前を向いて生きていこうとする時、人生を懸命に生きていこうとする時、アートが希望の光になると信じています。
日々の暮らしの中でふと心が曇ってしまうようなとき、私の絵がそっと光を届けることができたら、それはこの上ない幸せです。
綺麗なもの、可愛いもの、美しい物語を紡ぐ世界は見た人の心を優しくします。
アートがある場所は幸せの場所
アートに触れる時間は喜びの時間
そんな幸せの場所や喜びの時間が広がって、平和な世界に近づくといいな、と、願いを込めて大切に描いています。
どうか、あなたの心にも、そっと寄り添う一枚と出会っていただけますように。

Instagram: kei_atelieropal
HP: 幸せを紡ぐ絵